少し前まで寒かったり暑かったり不安定な日々が続きましたが、ようやく気持ちの良い季節になりましたね~^^
というわけで、梅雨入り前までの束の間のベストシーズン!やたらテラス席で作業したがるBLBぶんちゃんです!(笑)
さて、今日はいつになくシリアスなテーマでお届けします。
ことの背景としては以下な感じ。
・元々は奥様が独身時代から17年来のお客様
・〇〇さんとご結婚されたのでしっかりライフプランニングしたいとのリクエストを受け、〇〇さんとも面識を持ち良好な関係を構築、僕のご提案に賛同もいただけた
・とはいえ数年に一度メンテ等でお会いするくらいの間柄
・お互いSNSに向き合った時期が近かったこともあり、主にそちらでここ一年はやりとりする
・さらにはお互い独立起業したこともあり、情報交換しましょうということでお会いすることに
というわけでお会いしました。
〇〇さんは全てにおいてとても真剣に取り組まれる方で尊敬できるし、年齢的にもかなり先輩でお会いしても勉強になる、とても有意義な時間となりました。
で、おせっかいぶんちゃん的にお手伝いできることも見つかり、かつ僕自身にも「既存のプランをこっちに変えたらだいぶコストダウンできますよ!」というご提案をいただけたのでお願いすることに。
でも、何かしら契約を切り替えるには最適な時期ってあったりしますよね。
それをしっかり分析してくださり、では僕は10月、妻は11月ですね!?忘れないようにしなきゃ~(笑)
なんて言っていた矢先の出来事です。
以下ご本人の許可を得た上でメールでのやりとりを加工してお届けしますが、金融業界なら完全にタブーなこととはいえ否定しきれないし、そうでない業界にも(というか一部の組織や人間だと思う、いや、思いたいのですが・・・)そういうセールスパーソンがいるから「保険屋」とか「〇〇屋」とか半ば見下されながら言われなきゃならないんだと思うんです。。。
★お客様→菅原へ
お世話になっております。
奥様のプランも試算してみましたので、表を添付いたします。
今月乗り換え(プランA)と、契約期間が切れる11/末で乗り換える(プランB)とでは損失額の差が〇〇円となります。
よって、11/末に乗り換えるのが最善だと思いますが、実は今月、売上を上げる月間でして、もしよければご夫妻の今月の乗り換えをお願い出来ないでしょうか?
当然その場合、余計な損失額が出てしまいますので、その分の金額は私の方で負担致します。
菅原さんが今月乗り換えた場合(プランA)と、10月に乗り換えた場合(プランB)の差額が〇〇円と、奥様の差額〇〇円の、合計〇〇円を負担致します。
もし今月の乗り換えをお願いできれば、本当に助かります。
何卒、前向きにご検討お願いします。
★菅原→お客様へ
いつも大変お世話になっております。
妻の試算、誠にありがとうございました。
が、ごめんなさい、ここはセールスの世界に身を置くビジネスマンとして敢えて言わせていただきますと、下記「今月」の話は同意できかねます。
僕も少なからず営業畑ですのでお気持ちはわかりますが、それは顧客目線ではなくそちらの都合としか言いようがありませんし、個人的に損失補填などをしては決していけないと思います。
どうでしょう?僕が〇〇さんに「今月売り上げを上げなければならないので、この保険に入っていただけるなら前のご契約の解約による損失は僕が補填しますから・・・」というご提案をしたらどうお感じになられますか?
〇〇さんが一生懸命親身になっていただけていることは十分承知してますし、だからこそ、〇〇さんの今後のご成功への道も鑑みて、それはやってはならないことだと思います。
自動車営業でも保険営業でもネットワークビジネスでもなんでも、残念ながら世の中にそういう悪しき習慣が未だにあることも承知したうえで、〇〇さんにはそうなってほしくないという、僕の願いも込めて敢えてお伝えします。
めんどくさいお話で恐縮ですが、僕はそういうプライドを持ってお客様に想いを伝えております。
お考えいただければ幸いです。
★お客様→菅原へ
お世話になっております。
愛のあるご返信、ありがとうございました。
私にとっては絶対に落としたくないキャンペーンと言う事もあり、私都合のお願いをしてしまいました。
本当に、申し訳ございません。
それに対し、正直に菅原さんのお考えを述べて頂き、本当に有難いです。
菅原さんの生き方、営業に対する確固としたポリシーが伝わってくるメールで、大変感銘致しました。
前回のメールは忘れて頂き、菅原さんが10月、奥様が11月の最適時にお切替えを再度おすすめいたします。
ご検討、よろしくお願いします。
★菅原→お客様へ
若輩者の意見を真摯に受け止めていただき本当にありがとうございます。
キャンペーンとか査定とか、「売り手側」都合で振り回されてしまうことってどうしてもありますよね。
僕も過去にそのいうくだらないことでお客様の信頼を失った苦い経験もありますし、だからこそ〇〇さんならご理解いただけると信じて、正直少し怖かったですが提言を失礼いたしました。
でも、我々セールスパーソンは「メーカー」と「お客様」の橋渡しをする人間であり、寄り添うべきところは確実に「お客様」であるべきで、それさえ全うできていれば必ず信頼が積まれ成功する!という確信が僕にはあります。
となると、セールスパーソンとして初期であればあるほど、やはり「ご提案先の軒数」がキーになりますよね。
ある意味〇〇さんにとって我々夫婦は10月11月の「見込み度A」として、忘れさえしなければ確実に切り替えになる可能性が高い軒先として読めますよね。
メーカーや組織の思惑に振り回されて目がくらみ、キャンペーンや目先の数字「だけ」を追い求めている限り、お客様に無理強いをしてしまい、信頼を失い、どんどん見込み先が枯れていくという負のスパイラルにハマっていきます。
今回のキャンペーンを絶対に落とさないように・・・と死に物狂いにがんばってクリアしても、それ以上に〇〇さんが今までせっかく育ててきた信頼という土壌は傷んでしまうわけです。
それよりも、中長期的にお互いにストレスにならない然るべきタイミングでベストなご提案をし、コアなお客様とともに肩を組み大いなる人生を歩んでいく方が楽しいし幸せかな~・・・
という想いを込めて、僕は社名を「BIGLIFE BUDDY」にしました。~以上~
と、結果気持ちよ~く演説を繰り広げちゃったみたいになってますが・・・
安心してください!お客様は相当ドMだったみたいで、最終的には「やった~、BLBのブログに初登場♪」なんておっしゃってましたから(笑)
さて、これを読んでくださってドキッとしたそこのアナタ!!
真理を見失うことなく、お客様に「正確」な情報を「正義」を以って「誠実」にお伝えしていきましょうね^^